| 医薬品 ネオシーダーについて | ||
●ネオシーダーにはニコチン・タールが含有され、依存症を起こしている例もあることが判明しました● |
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| ネオシーダーはタバコの代用品として禁煙のために使用する人がおられますが、ネオシーダーにはニコチンが含まれており、現に依存症に陥っている人もいます。また、タールもタバコ以上に含まれていることが明らかになりました。ネオシーダー依存に陥ったりする可能性がありますので、禁煙のために使用しないで下さい。 | ||
| また、このたびネオシーダーから検出されたニコチンは、毒物及び劇物取締法の毒物リスト別表第1の19番目に指定されている毒物です。ニコチンを主成分としてその薬効を利用した医薬品なら、毒物及び劇物取締法の例外とされる医薬品に該当しますが、ネオシーダーのニコチンは、薬効以外の成分として今回検出されたものですので、この除外規定は当てはまらず、医薬品から毒物が検出されたとして緊急に対応されなければなりません。安全性が確認されるまで取り扱い停止・製品回収、及び、成分分析、被害調査が早急に実施される必要があります。厚生労働省、製造メーカー、卸業者、薬局薬店、薬剤師会など関係各位の速やかな対応を求めます。 | ||
| 2001年11月1日学会報告はこちら 2001年11月11日読売新聞での報道内容はこちら 当ホームページ開設者について | ||
| もしネオシーダーがやめられないで困っている方がおられましたら連絡を下さい。メールはこちら |
| ネオシーダーとは(製品記載事項より) | |
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| 医薬品 ネオシーダー 1箱20本入り税別270円 ■有効成分 塩化アンモニウム 0.003g 日本薬局方 安息香酸 0.006g カンゾウエキス 微量 ハッカ油 微量 ■用法・用量 先端に点火し煙を吸入する。 1回1又は2本 1日10本まで ■効能 セキを鎮め・タンをきる ■ご注意 ご使用の際、本品を口にくわえフィルターの吸い口を舌先で湿らせて吸煙して下さい。 製造販売元 株式会社 アンターク本舗 千葉県市川市塩浜3-27-25 TEL 047-395-2114 |
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注:製品にはニコチン・タールに関する記載はありませんが、薬局ではニコチンは含まれないと説明していることが多いようです。
| 学会報告より |
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| 第60回日本公衆衛生学会(香川県・高松市) 2001年11月1日(木) 一般演題(示説) 第15分科会 食品衛生・薬事衛生 演題番号P15-9 (学会抄録から発表者の承諾を得て転載) 「ある鎮咳・去痰剤(N)のニコチン含有状況から見た安全性の問題」 田中英夫 大阪府立成人病センター調査部 野上浩志 大阪府立公衆衛生研究所 中川秀和 公立周桑病院 蓮尾聖子 大阪府立成人病センター調査部 |
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| 目的: 全国の薬局、薬店で喫煙者の鎮咳、去痰剤として販売されている薬用吸煙剤(以下、Nとする)の安全性を、ニコチン含有量および使用者の尿中コチニン量等から評価検討する。 方法1:Nおよび、コントロールとしてマイルドセブンエクストラライト(cont.1)、マイルドセブンスーパーライト(cont.2)、セブンスター(cont.3)の葉0.25gを蒸留水10mlで5分間振とうし、遠心分離後に抽出液を発色反応させ、高速液体クロマトグラフィーで分析した。 方法2:喫煙中であった32歳医師に被験者になってもらい、禁煙時、N使用時、禁煙継続かつN不使用時の3点で尿中コチニン量を同法で分析した。同時に問診票でN使用本数等を把握した。 方法3:外来患者の中でタバコの代替物としてNを使用したところ、約2年間連用し、依存状態になっていた53歳運転手の協力を得て、連用中に採尿し、尿中コチニン量を同法で分析した。 結果:@製品3cm(実際の1本当たり消費量)当たりの平均ニコチン含有量は、N;0.92mg(n=4)、cont.1;5.04mg(n=2)、cont.2;4.91mg(n=2)cont.3;5.55mg(n=2)。A喫煙中の被験者のFTNDは3点。調査期間中の受動喫煙は無し。尿中コチニン量は、禁煙開始7日目10.0ng/ml。Nを3日間で17本使用後47.2ng/ml、禁煙継続かつN不使用3日目8.4ng/mlとなった。B喫煙当時の被験者のFTNDは6点。調査期間中の受動喫煙は無し。Nを1日平均40本連用中の尿中コチニン量は1126ng/ml。 結論:医薬品Nは非麻薬性で習慣性がみられないと説明されているものの、ニコチンを含有していること、使用により体内に移行することがわかった。また、製品に含まれるニコチンにより依存性が生じ、長期連用を引き起こす可能性があることを示すケースを報告した。 |
読売新聞のネオシーダーの記事 2001年11月11日
禁煙「ネオシーダー」ニコチン、タール入ってた!
たばこのように火をつけて煙を吸い込むことで喫煙者のせきを鎮め、たんを除く市販の医薬品「ネオシーダー」にニコチン、タールが含まれていることが大阪府立成人病センターの田中英夫調査課長補佐らの調査でわかった。ニコチンがないと信じ込み、禁煙のつもりで吸う人もあり、厚生労働省医薬局はデータの提出をメーカーに指示した。成分の確認後、誤解を防ぐ表示を求める方針だ。
ネオシーダーは、千葉県市川市のアンターク本舗が1959年に国の承認を受けて製造し、薬局薬店で販売(20本入り1箱270円)。ヤマアジサイの葉などが原料で、塩化アンモニウムなどを有効成分として箱に表示している。
成人病センターでは昨年夏、禁煙したはずの患者の尿からニコチンの分解産物が検出され、ネオシーダーの吸引が判明。愛用者ら3人の協力による使用実験でも分解産物がたばこ並みの濃度で尿に含まれ、依存性があることもわかった。
公的検査機関に依頼した分析では、一本のニコチンは軽いたばこの5分の一程度で、タールはセブンスターより多かった。
箱には「喫煙習慣のない方、未成年者は使用しないで下さい」と注意書きはあるが、ニコチン、タールの記載はない。インターネットで禁煙を指導している医師も「ニコチンはなく、禁断症状は現れない」と相談に答えるなど、誤解は広がっているとみられる。
アンターク本舗の黒須浩二社長は「少量含むことは近年わかってきたが、薬事法上、(効能に関係する)承認事項以外は表示できないと考えていた。法的に可能なら誤解を防ぐ表示をしたい。吸う人は、1日10本以内の用量を守ってほしい」と話している。
(11月11日06:28)